1. トップ> 教えて!FRONTIER
  2. 教えて!FRONTIER第7回 第2世代インテル®Core™ プロセッサーと6コアCPUとの関係性

教えて!FRONTIER第7回

第2世代インテル®Core™ プロセッサーと6コアCPUとの関係性

[2011年5月20日更新]

3回に分けて第2世代インテル®Core™シリーズと6コアCPUの性能について紹介してきましたが、実際に今のCPUのそれぞれの位置づけはどうなっているのか、またどんな特徴があるのかをお教えいたします。

  CPUの今

以前のCPUの速さは、単純に動作クロック(Hz)でわかる事ができましたが、それはCPUの進化と共に、昔のこととなりました。そして2006年、Core™ 2 Duo/Quadプロセッサーの登場により、CPUに求められる基準は、動作クロックから消費電力あたりのパフォーマンスへと、大きくスイッチしました。
革新的なテクノロジーの発達により、一世を風靡したインテル® Core™2 Duo/Quadプロセッサーですが、CPUの進化はさらなる高みを目指し、2011年、CPU戦線に新時代への突入を告げる第2世代 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーが登場しました。

  インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーの関係

第2世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーは、いわゆる「ミドルレンジ」にあたるラインナップとなっており、先に登場した最上位モデルのインテル® Core™ i7-970 プロセッサーをはじめとする6コアCPUとは、次のような位置づけとなっています。

■ハイエンドモデル − いまだCoreシリーズ最強!6コアCPU

[Core™ i7-970、Core™ i-7-980X Extreme Edition、Core™ i7-990X Extreme Edition]

第2世代 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーが登場しても揺るぎなきハイエンドモデルとして君臨するのは、6コアを搭載したインテル® Core™ プロセッサーのラインナップです。インテル®ハイパースレッディング・テクノロジーの機能で6コア/12スレッドを実現しているので、アプリケーションの対応次第では、驚異的な処理速度を発揮します。採用されているアーキテクチャー自体は第1世代のものですが、そのパフォーマンスはまだまだ最上位に位置付けられます。

図:6コアCPU

[こんな特徴があります!]

ハイエンドに位置するインテル® Core™ i7 プロセッサーを使いこなすなら、やはりアプリケーションもプロの現場で使われているものがふさわしいと言えます。プロ向けのソフトほどマルチコアへの対応も進んでおり、6コア/12スレッドという強大なスペックを余すことなく利用することができます。

■ミドルレンジ −最新アーキテクチャのパワーがさらなるスマート体験を引き出す

[Core™ i7-2600K、Core™ i7-2600]

大きな注目を集める、第2世代 インテルCore™ プロセッサー・ファミリーですが、その中心となるのはミドルレンジに位置するラインナップです。ハードウェアエンコードを可能とする「インテル® クイック・シンク・ビデオ」や、よりパワーアップした内蔵グラフィック機能によって、コストを抑えつつも充実した環境を整えることができます。4コア/8スレッドが引き出すパフォーマンスは、動画や画像の編集、さらにはゲームなどの幅広いアプリケーションで、多くのユーザー層を満足させる性能です。

図:第2世代Core™ i7

[こんな特徴があります!]

幅広いユーザーニーズに対応できるのがミドルレンジクラスの特徴です。4コア/8スレッドというスペックはもちろん、第2世代となって新たに追加された機能群にも注目です。「インテル® クイック・シンク・ビデオ」によるハードウェアエンコードは、アプリケーションが対応さえすれば、ハイエンドの6コアCPUをも上回るパフォーマンスも夢ではありません。またゲームPCなどでも、その高いパフォーマンスが快適なプレイ感を実現してくれます。

インテル®ハイパースレディング・テクノロジーとは

1つのコアで2つのスレッドを同時に実行することができる機能で、CPUの機能をより効率的に利用することができます。その為複数コアに対応したソフトウェアを使用する時や、複数のタスクを同時に実行する時にその威力を発揮します。

図:CPUとGAGPUの関係

■エントリーモデル −エントリーモデルの枠を超えたパフォーマンス面に注目!

[Core™ i5-2500K、Core™ i5-2500、Core™ i5-2400、Core™ i5-2300]

エントリーモデルとしてラインナップされるインテル® Core™ i5 プロセッサーですが、新たなアーキテクチャーを採用したこのモデルは、そのカテゴリを大きく超える存在です。ハイエンド、ミドルレンジとは異なり、インテル®ハイパースレッディング・テクノロジーには対応しないものの、4つのコアを搭載しており、その処理性能は従来のエントリーモデルとは一線を画す、高いコストパフォーマンスを発揮します。

図:第2世代Core™ i5

[こんな特徴があります!]

エントリーモデルとはいえ、「インテル® クイック・シンク・ビデオ」に対応するアプリケーションなら、ミドルレンジに匹敵するパフォーマンスを叩き出します。コア/スレッド数が増えれば、それだけパフォーマンスも向上しますが、現時点でのアプリケーション側の対応では、4コア/4スレッドというスペックでも必要十分なケースがほとんどです。

今、第2世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーは、さらにラインナップを広げCore™ i3-2100といったCore™ i3の第2世代も登場し始めました。とにかくCPUの世界は進化が早く、半年たてば新たな技術を採用したCPUが登場し、さらに性能を上げている事でしょう。
CPUの性能などをより知りたい方は、過去の教えて!FRONTIERに特集記事がありますので、ぜひそちらもご参考ください。
 [第6回] やはり最強。6コアCPUの能力!
 [第5回] 第2世代インテル®Core™ プロセッサーの性能を数値で見る。
 [第4回] 第2世代インテル®Core™ プロセッサーの実力は?

(記事元:株式会社毎日コミュニケーションズ)