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教えて!FRONTIER第21回

ハードディスクの耐障害性の向上に役立つRAID 1 ミラーリング システム!!

[2014年9月19日更新]

今回は【RAIDレベル1(ミラーリング)】がどのようなものか、メリット・デメリットをご紹介させていただきます。
RAIDやRAIDレベルがどのようなものかは、「教えて! FRONTIER 第20回」に掲載しています。
 [第20回]ハードディスクの高速化に役立つ RAID 0(レイド ゼロ) ストライピング!!

  【RAIDレベル1(ミラーリング)】

【RAIDレベル1(ミラーリング)】は、2台以上のハードディスク(もしくはSSD)に、同じ内容を同時に書き込んでデータの耐障害性を高める方法です。複数台を併用することでハードディスクの故障によるデータ破損の可能性が非常に低くなります。
最近では、大容量のハードディスクを利用することで、大容量化と耐障害性向上の両立が可能になっています。ただ、ハードディスクをセットで使うので、2台以上であっても実際に使える容量はハードディスク1台分になるというデメリットがあります。

[メリット]
・データの保全性が高い
・耐障害性の向上

[デメリット]
・容量は複数台でもハードディスク1台分

  インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー

インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーは、ストレージデバイスを効率よく管理運用するシステムです。対応したチップセット(ハードウェア)とユーティリティー(ソフトウェア)をセットで運用します。
※最近のIntelチップセット搭載マザーボードの多くで採用されています。

このシステムをインストールすることで、SSDやハードディスクなどのストレージデバイスの状態などの確認や管理ができるようになります。
不具合が発生しても、対象ストレージデバイスを特定できます。

同様に、【RAIDレベル1(ミラーリング)】を構成している環境でも、ハードディスクなどの状態が確認ができます。
不具合を起こしたハードディスクの特定はもちろん、ハードディスクを交換した後のRAID1環境の再構築とデータの復旧を行うことができます。[画像 1]

  【RAIDレベル1(ミラーリング)】の効果

RAIDシステムの中でデータの耐障害性に高い効果のある【RAIDレベル1(ミラーリング)】が実際にどのくらいデータの耐障害性に効果があるのかを検証しました。
検証は、システムドライブをハードディスク2台の【RAIDレベル1(ミラーリング)】で構成した環境で上記システムを使って実施しました。[画像 1]

システム構築後、ハードディスクに不具合が発生している状態を再現するため、片方のハードディスクの電源コネクターを抜いてWindowsを起動しました。[画像 2]
このような状態でもWindowsは正常に起動し、動作することが確認できました。

【RAIDレベル1(ミラーリング)】の環境では、それぞれのハードディスクがメインドライブであると同時にバックアップドライブでもありますので、全てのハードディスクが同時に壊れない限り、データが失われることはありません。

総評

RAIDレベル1(ミラーリング)】がどのようなものかをご紹介してきましたが、メリット・デメリットを把握して使えば非常に有用なシステムであることはお分かりいただけたと思います。

大容量のハードディスクで【RAIDレベル1(ミラーリング)】環境を構築することで、耐障害性が向上し、大切なデータを守ることができます。
【RAIDレベル1(ミラーリング)】環境は、台数分の保存容量でないというデメリットよりも、データの耐障害性の向上というメリットを目的としたシステムです。
メリット・デメリットを把握して上手く利用すれば高い効果を得ることができますので、快適に長くご愛用いただくためにもRAIDの導入をお勧めいたします。